2013年12月2日月曜日

夏合宿③ 岳沢小屋から前穂高、奥穂高そして穂高岳山荘へ


更新が遅れてしまいました。雪が降る前に夏の記事を書き終えたいところです!!



夏合宿②の続き。

岳沢小屋のテンバにて。
ダンロップの6人用テントに、6人ぎゅうぎゅうになって並んで寝ました。
肩まわりがちょっと狭いけど暖かいです。






リーダーの「起床!!」の声で目を覚ます。
食当係はすぐに朝食と昼食の準備を始めます。その他の人はテントの撤収作業。

雲もなく、空気が澄んでいて、ご飯を作りながら星を見ることが出来ました。


この日のメニューは朝ごはんがオムライス。昼ごはんが稲荷寿司の予定でしたが、稲荷寿司の方のお米がお粥のようになってしまったため
朝が稲荷寿司。昼はオムライスと変更になりました。

稲荷寿司の作り方は、十目ご飯の素を混ぜて炊いたお米に油揚げを乗せるだけ。
オムライスは、炊きたてのご飯にチキンライスの素を混ぜてその上に錦糸卵を乗せるだけ。


↓朝食を食べ終わり、岳沢小屋の水場へ行く様子。遠くの乗鞍岳まできれいに見えています。






朝の準備を済ませ、ザックのパッキングを厳しくチェック。

今日私たちが歩く 吊尾根 は 山岳ヘルメット着用推奨山域に指定されています。
防げるものは防ごうということで、ヘルメットを装着しての出発です。
みんな、なかなか似合っていましたよ。




重太郎新道で
男性一名にパーティーを抜いてもらっている途中、こぶし大ほどの石が一番後ろを歩くリーダーの鼻の先に落下しました。

リーダーは涼しそうな顔をしていたけど見ているこっちは、「っ!!!!!!」 こんな感じ。
頭に直撃していたら、ヘルメットを着用していても大きなたんこぶが出来ていたと思います。
落石の怖さを知りました。




 緊張の連続で、やっと紀美子平に到着。
合宿準備期間から山行中まで、私たちの会話にたびたび登場していた紀美子平。
たくさんの人が休憩スポットとして利用していて、すてきな所でした。

そんな紀美子平にザックを置いて。サブザックを背負い、前穂高岳へ登りました。




山頂から 堂々とそびえたつ奥穂高岳を目の前に、言葉を失いましたが、
常念岳や燕岳も見えて、お昼ご飯のオムライスもおいしくて、最高の前穂高岳登頂でした!

先輩から差し入れでいただいた、木の実のタルトは前穂高岳の頂上食としておいしくいただきました♪




紀美子平から始まる吊尾根は過度に緊張していたせいか、写真が↑この一枚しかありません。
後ろを歩く一回生の今にも泣きだしそうな、不安そうな顔を見て、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。同時に絶対!全員で無事に下山!!と強く思ったのを覚えています。

幸い、調度いい具合に雲が景色を隠してくれたので、高度感を感じることはありませんでした。


やっとの思いで、奥穂高岳に到着です!!
標高3190m!!日本で三番目に高い山。



涸沢カールを眺めながら、すこし休憩。



はしごが連続する所もあるから最後まで気を抜かないで行きましょう。と、気を入れ直して
穂高岳山荘へ向かいました。


夏合宿④へつづく


0 件のコメント:

コメントを投稿